【現実】実録!修学虚無旅行記!(前編)

沖縄、ついに行ってきた。

選択を迫られる全ての場面でハズレを引き続ける5日間でした。

ほんっっっっっとうに色んな出来事があったので、前編後編(もしかしたら中編も)に分けて載せたいと思います。

 

【お願い】

何かのバグでこの記事に辿り着いてしまった同級生及び教員及び旅行会社の方へ

「あれもしかしてうちの学校の生徒、、?」と気づくようなことがあっても広めないでください、そして今すぐこの記事を閉じてください、記憶を消してください、お願いします。

 

 

まず読む上で、普通の修学旅行ではないという前提を頭に入れておいてください。

このアカウントは奇天烈修学旅行記を載せるだけのために作ったものなので一つ前の記事を読めばさらに楽しめるかと思います、、、!

簡単に奇天烈さを説明すると👇

①国内コースと国外コース好きな方を選べる修学旅行で、唯一の国内コースを選んだ結果、参加人数まさかの18(学年400人います)

18人ほぼ知らない人、他クラス。

③詳しい旅行プランを教えて貰っていない(雲行き怪しすぎ)

④国内旅行にしては長い5泊。

などなど、不安要素が至る所に散りばめられている修学旅行なのである。

(どんな修学旅行になったのか、長いですが最後まで読んでいただけると嬉しいです。。)

 

 

3月某日、早朝の羽田空港集合。

(内訳:生徒18名、教員2名、旅行会社の方1名)

人数が少ないため、集合場所が待合室とかではなく「通路」。

そばで集合の光景を見ていた空港の警備員さんは人数がこんなに少ないわけないと思っているため、「学校行事の集合場所は別の場所にしてもらえますか。これ以上人が集まると困ります。」と教員に伝えるも、「あ、これで生徒は全てです。」という言葉を返され黙ってしまう。

こういうことが起きてしまうのが、少人数修学旅行の怖いところである。

友人間で合わせて沖縄にした子がほとんどのため、1人でノコノコ沖縄を選んでしまった私と今さら仲良くなろうとしてくれる人はいない。

かろうじて同じクラスの女子が一人いるが喋ってくれない。(なんで??)

 

 

搭乗チケットが配られそこで初めて自分の座る座席が分かる。

18人の中でなら交換してもいいとされていたが、交換する人もいないので配られたままの座席へ座ることになった。

私は飛行機が大好きなので(※でも酔う)、「行きと帰りに飛行機が乗れること」これが数少ない修学旅行の楽しみポイントでもあった。

 

外の景色見たいし、窓際だといいなー!

一番後ろのオマケみたいな席で、横がトイレ。窓なんて無かった。

 

一番後ろのオマケみたいな席を別アングルからどうぞ。

横向いたら壁という、窓チラ見すらも叶わない席で地獄の時間を過ごす羽目になった。

修学旅行シーズンということもあり、他校の修学旅行生集団も同じ飛行機に乗っていた。

機内アナウンスでは「◯◯学校の皆さま、楽しい修学旅行となりますよう、スタッフ一同願っております。」的なアナウンスも流れたが、私たちは人数が少なすぎて団体客扱いではないため、アナウンスは流れない。悲しい。

 

那覇空港到着

 

沖縄に着いてからの移動は主にツアー用の大型バス。

50人近く乗れるバスなのでガラガラ。

 


初日のお昼は定食屋みたいなところでタコライスとソーキそばが出てきた。

昼食後はひめゆりの塔に行った。資料館のはずなのに館内が動物園ぽい悪臭がしていて耐えられず、すぐに出た。まじで何しにきたんだ。

 

初日の夜ご飯はホテルに併設されているレストラン2カ所(ビュッフェか焼肉)のうちどちらかを選べた。

このホテルには2泊するので、今日と明日でビュッフェと焼肉、どちらも食べることができる。

女子の間では「今日はみんなで焼肉を食べよう」となっていたらしく、それを教えてもらっていない私と私のルームメイトは完全に孤立していた。

 

早々に夕食(結局離れたところで焼肉食べた)を平らげた私は暇を持て余したため、売店で知育菓子を買い、1人で作っていた。

上手

沖縄のホテルでのご飯はどれも美味しくて救われた。(ご飯の写真はまとめて後編に載せます)

 

2日目:襲いかかる虚無プラン VS 私

この日は学習メインで、事前に何のカテゴリを学びたいか(それぞれやる内容と行く場所が違う)、「①観光②環境③農業」の3つの中から1つを選び、グループに分かれて学習するというものだった。

どんなことをするのかは当日まで分からないので、なんとなく楽しそうな「観光」を私は選んだ。

 

まず連れて行かれたのは会議室。

「福祉とは何か」についての説明をみっちり1時間弱受けた。

そして次に福祉施設を訪問し、おじいちゃんおばあちゃん達と沖縄民謡の踊りを覚えて踊りましょう、という謎の体験プログラム(この程度で体験プログラムと言えるのかはさておき)を終えた。

私「これ観光関係ある、、??」「もしかして存在しない【④福祉】を選んでしまったのか、、???」

観光に関係がなさすぎて意味わからなかったのだが、どうやら案内してくださった方の普段の職業は「介護が必要な方の旅行に付き添い、観光をスムーズに進める手伝いをする」という業務をしているらしい。

 

観光ではあるけど、、、、、、、

絶対、仕事の様子を見学するとかで良かっただろ。

 

観光の中でも2グループに分かれており、もう一つの観光グループはお土産屋さんの仕事内容を体験するという体験プログラムだったそう。

いや、観光オブザ観光やないか。どうしたら観光の2グループで異常な差が生まれるんだよ

そしてこの辺りから、「この旅行会社のプラン、センスないな」ということに気づき始めるのである。

 

午後は、午前中学んだことを通して自分を見つめ直すという意味のわからない虚無プログラムだった。

沖縄に来てまで体育館

 

というわけで2日目は福祉を学んで終わった。

沖縄に来てまでやることではない、というのは全員が分かっていた。

 

この旅行の中でもう一つ大きな問題があった。

それは「旅行会社の方がちょーかわいい、そしてすごく頑張ってくれている」ということだ。(※ふざけていません)

 

こういった国内の修学旅行は、一年目の新人社員が担当することが多いらしい。(教員をしている知り合い曰く)

普通だったらひとつの団体に2人ほど社員がつくらしいが、今回は少人数の修学旅行のためその方は1人で全てを仕切らねばならず、説明会の時点からソワソワしていらっしゃったのが印象的だった方だ。

 

つい去年まで学生だった人がたった1人で5日間の修学旅行を仕切ることの大変さは、初日から死ぬほど伝わってきていたし、私たちの修学旅行が楽しいものになるよう、誠心誠意努めてくれていることも十分すぎるくらい伝わってきた。

 

このブログでは文句ばかり言っている私も、人を思いやる気持ちが全くないわけではない。

旅行会社の方がどれだけ一生懸命この旅行のために準備してくださったのかを知っている手前、「プランおもんねー」なんて口が裂けても言えず、虚無プランに対する不満をどこへも発散することが出来ないおかしな状況が完成してしまっていた。

そのせいで「誰も悪くないのに死ぬほどつまらない修学旅行」という最悪な単語をこのブログに記す羽目になった。

 

面白くなってきましたね〜😸😸😸😸

一旦前編はおわり。

3日目以降の出来事は中編もしくは後編に書きます。